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ヘブンズ・ドア

読み切りネームがほぼ上がり!
近々詳細をお知らせできると思います。

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映画「ヘブンズ・ドア」を観てきました。

ヘブンズ・ドア (角川文庫)ヘブンズ・ドア (角川文庫)
(2009/01/24)
はらだ みずき

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↑はこの映画のノベライズです。

ぼくはこの映画の原作となった映画「ノッキン・オン・ヘブンズドア」が大好きなので、このリメイクに対して、けっして好意的ではなく、苦虫を噛み潰したような顔で映画館に向かったんですが…
じゃあ観るなよ、って話なんですが、それでも観ずにはおられないのが原作ファンの性、というか業ですよね。

感想はというと、別物として観ればわるくないかな、というかんじ。

原作の、陽気なロードムービー!ってかんじは無くなり、切なさを前面に押し出した印象です。
でも、相手役を少女にしたのなら、その変更は妥当な気がします。
ところどころセンスを感じるオシャレな演出も素敵でした。

でも、やっぱり、脚本的にも演出的にも、「なんでこうしたの?」という箇所はちらほら。
原作では気にならなかった…むしろ爽快ですらあった、主人公たちの数々の犯罪行為が、日本を舞台に日本人が行うだけで、とたんに罪深く見えてしまうのはなんででしょうかね…。
あと、この作品に限らずですが、感動的にしようしよう、という意図が透けてみえる過剰な演出は、もうお腹いっぱいです。

あ、福田麻由子さんはとても良かったです。
すごい可愛い。演技も上手いと思いましたし。
観てて彼女にちゃんと萌えられたので、だいぶ安心して観られました。

どうしても先入観なしには観られないので、原作を観てなかったら、また評価は変わっていたかも。

BGM:INNOCENT SORROW/abingdon boys school
[ 2009/02/22 03:39 ] 映画 | TB(1) | CM(1)

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[ 2012/10/02 17:38 ] [ 編集 ]

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