とある会議は無事通りました。このブログで詳細を発表する日が近い将来くることを、願ってやみません(?) はやく知ってもらいたいナー! まぁ、そんなこんなで、ネームにひと段落がついた隙に、人に薦められてて気になってた映画を一気にまとめて見たんで、感想描きまーす。 『 サブウェイ・パニック』 少年ライバルの編集さんに薦めされて鑑賞。 地下鉄をジャックした犯罪グループと警察との攻防。 ジャンルはパニックアクションらしいですが、別にパニック要素はそんなに無いような。(だから邦題のつけ方も間違ってると思う。) 犯人グループの作戦は、似たような方法を何作かで見たことが合って、目新しさは無かったけど、たぶん時期的に見て、これが「はしり」なんだろうな。 当時の地下鉄の会社が、模倣犯を恐れて公開を渋ったらしいですが、さもありなん。 個人的には、犯罪のギミックのぶぶんよりも、刑事や犯罪グループのキャラが立ってるところが好き。 ラストで見せる主人公デカの表情は、ファンの語り草になってるそうだけど、それもうなずける。インパクト抜群。 『 フレンチ・コネクション』 専門学校の先生から薦められて鑑賞。 かの『エクソシスト』の監督の作品。もう40年も前の映画なんですね、これ。 全編に、なんか独特のざらついた雰囲気が漂ってて、いいかんじです。 カーアクションは、当時にしてはすごいんだろうなーと思わせます。 作品の質とは無関係なんですが、字幕がかなり簡略化されて書かれてて、わかりづらい部分が多々。 『 ポーラー・エクスプレス』 ヴィドールのテロさんから薦められて鑑賞。 なんの前情報もなくレンタルしたので、再生してみてCGアニメが始まってびっくり(笑) ああ、子供のときに観れたらよかったのになーと思わせる、夢に満ち満ちたお話。 なんかネズミーランドのアトラクションをずっと体験してるみたいなかんじ。主観視点でのジェットコースターっぽい場面もあったし。 光が強ければ、闇もまた濃くなる・・!的なノリで、心が洗われる半面、自らの心の醜さが際立って見える作品(笑)。 BGM:無し
[ 2010/10/10 19:06 ]
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呼ばれて飛び出て渡辺です、どうもこんにちは。 いま、とある会議の結果待ち(「とある魔術のインデックス」みたく言うな!)なので、ソワソワしてまーす。 ***** まあ、せっかくなんで、最近観た映画の感想でも書きますわ。 ちょっと前になりますが、映画『 ヒックとドラゴン』を観てきました。 ワクワクドキドキ冒険もの3Dアニメな本作、基本的に人が血ヘド吐きながら死にまくる映画しか観てない僕的には、あまりふだん食指が動かないタイプの映画ではあるのですが、ツイッターで『ガンツ』の奥浩哉さんが、「映画史に残る傑作」的なことをつぶやいていたので、これは観ねば!と腰を上げた次第。 観ようと決めたものの、もうほとんどの劇場で公開が終わってる時期で、調べてみたところ、唯一錦糸町のシネコンでやってるのを確認。行ってきましたよ。錦糸町まで。  画像は、錦糸町から見えた建設中の東京スカイツリー。 ちょうどその日の朝くらいに「東京タワーの高さを超えた」とのニュースを観たばかりだったのでタイムリー。 で、肝心の映画本編ですが、すごい面白かったです! ありきたりになりがちな「異種間族間の交流」を、丁寧に、くどくなく描いてて、気持ちいい少年漫画を読むように観れました。 多くの人が唯一気になったらしい、(以下ネタバレか?反転します) ラストでのヒックのナレーション、「僕の村の唯一の自慢はペットだ」の部分。 よく言われてる、「あんだけ心の交流しといて、結局ペットかよ!」ってツッコミは、僕は気にならなかったです。というか、適切なのでは? ヒックにとっては“相棒”だろうけど、あそこで語られていたのはヒック個人ではなく、村全体から見てのことなので。(反転おわり) ちなみに僕、映画館での3Dアニメは初体験でした。(『アバター』は劇場で観たけど、3D対応してなかった。そのせいで、あらゆる人に「え、アバター3Dじゃなかったの?意味ねえwww」などと言われまくって憤慨することしきり。まぁその話はおいおい・・・。) 僕はメガネon3Dメガネになってしまうので、重さと鼻の痛みが最初気になったんですが、観てるうちに気にならなくなりました。 しっかし、すごいですね。もう飛び出す飛び出す! ドラゴン飛翔シーンの臨場感というか、アトラクション感は鳥肌立ちましたよ。「ああ、劇場で観れて良かった」って思いました。 何回か、劇中こっちに向かって飛んできた岩とかを反射的によけちゃったし。 もう『 ゾンビ3D』とは段違いに飛び出してました(笑) 赤青セロファンの時代とは違うのだなァ・・・。 BGM:Dying message/ヴィドール
[ 2010/10/01 15:41 ]
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さっき大阪出張の日記を書いたので、日記を書くテンションが持続しているうちに、最近観た映画の感想でも書いとこう。 ●借りぐらしのアリエッティ なぜ世間的にあまり評判がよくないのか!(ネット上だけ?) 個人的にすっごい楽しめたんですが。 みんな小人対人間!みたいな冒険活劇を期待してたんでしょうか? 僕は、この映画のいろんな意味でのスケールの小ささが、いいかんじに心地良かったです。 話に起伏がないとも言われてるけど、そうかな?山場も見せ場もあったように感じます。 でも、小難しい思想や寓意とかは無く(滅びゆく種族・人間の傲慢・・・みたいなナウシカ的なテーマがあるのかと思ってたけど、なんとなくそんなかんじでもない)、いい意味で気楽に楽しめました。 あと、「サマーウォーズ」でも思ったけど、神木隆之介くんの声優は素晴らしいと思います。 声変わりしたて、みたいな「あの時期」の少年の声。声の演技力自体もも高いと思いました。 そんなわけで、僕的には大満足だったんですが、これもよく言われてる「借りてるんじゃなくてパクってんだろ」って意見は、その通りだな、と思いました。 ●第9地区 DVDが発売されたので、再見。 作品の出来自体は語るまでもなく最高です!「告白」に次ぐ、2010年上半期の最高傑作!! でも、この仕様!! 僕の家には、まだブルーレイ視聴の環境が無いんですよ。 で、このDVDとブルーレイがセットになってる仕様は別にいいんですけど、ジャケットがブルーレイのサイズオンリーなのは、なんとかしてほしかった・・・! 棚に並べたとき、DVDが並んでる中で、ひとつだけカクンと小さくなってるんですよ! あと、特典映像が、ブルーレイ版だけ多いってのは、なんですか、DVDユーザーへのイジメですか。それとも単に容量の問題なのか? ●3時10分、決断のとき ツイッターで、好きな作家さんが薦めてたので、視聴。 西部劇観たのは、なに以来だろう・・・専門学校の授業で観た「駅馬車」以来とかかもしれん・・・。 リメイク作らしいけど、原作は未見。 序盤ちょっと退屈だったんですが、中盤以降テンション上がりました。 ラッセル・クロウのキャラがいい。。自分なりの美学と思想を貫いてるかんじ。 変に改心したり、偽善ぶったりしないところが良かったです。 ***** うーんと・・他にもなんか色々観た気がするんだけど・・忘れた・・・・ やっぱこまめに書かないとだめだな・・。 BGM:無し
[ 2010/08/24 01:01 ]
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何週間か前の話ですが、映画『 告白』を観てきました。 邦画を劇場まで観に行ったのはいつぶりだろう?『サマーウォーズ』を除けば、『アフタースクール』以来かもしれん。 いやしかしサイコウでしたわ。 今年は『第九地区』以上の映画は出てくるまい・・・ そう思っていたその数ヵ月後、あっさり登場してしまいました。 もう、なんといいますか・・・ 「友情は素晴らしいもの♪愛はかけがえのないもの☆」なんて、少しも自分の頭で考えずに言っちゃってる人の顔面に冷や水をぶっかけるみたいな。 とびっきり不愉快で、最高に後味が悪い、いびつで美しい大傑作だとおもいます。 演出も音楽もほんとによくて(サントラ買ってしまった)、不穏な空気が流れるシーンに不釣り合いなコミカルな曲調のBGMが流れて、それがさらに不穏にさせてくれたり。 原作の小説は未読なんですが、読まずにこの映画体験ができてよかったかも。 強行的にも大ヒット中らしくて、なんだか嬉しいです。 「こんな面白い作品がなぜヒットしない?」って思うことが(またはその逆も)多い昨今にあって、「自分が面白いと思った作品がヒットしている」ことが、なにより嬉しい。 実際僕が行った劇場も超満員でしたし。 その満員の客が、エンドロールになっても誰も席を立たなかったのが印象的でした。そんくらいみんな引きこまれてたと思います。 うーん、これは公開中にもう一回観に行ってもいいな・・・。 渡辺的映画ランキング、堂々のベスト10入り!!(邦画では2作目) 何年振りだ、映画ランキングが更新されたのは。 『告白』が入ったことにより『ノッキン・オン・ヘブンズドア』がランク外に・・・!ああ・・いい映画なのに。 (ランキングは、サイトの「プロフィール」の項からみれます。) BGM:虹が始まるとき/Boris
ひとつ前の『グーニーズ』の記事と一緒に書いてたけど、長くなったので分割。 なんかついつい書きすぎちゃうんですよねー。短くまとめられないのか僕は。 ネームでもよくセリフ削れなくて苦しむんですよね。まあいいかそれは今は。 『チェイサー』とほぼ同時期の作品(たぶん)。 そしてこっちも当たり! “ヤクザを演じる俳優と、俳優になりたかったヤクザが、映画の中であいまみえる”・・・という、いい意味でケレン味のある、漫画的な設定からしてまずイイ。 主演二人もいいけど、個人的に、作中の映画監督さんが好きなキャラクター。 そしてやっぱり暴力シーンがリアル!! うーん、やっぱスゴイぜ韓国。 タランティーノ監督は大大大好きなのに、劇場公開時に観にいけなくて、DVD発売を楽しみにしてた作品。 物語の基本的な縦筋は「ナチス政権下でナチスをぶっ殺す」という話で、 主人公たちバスターズが、ナチの人たちの頭の皮を剥いだり、バットで殴りまくったりと、暴虐の限りをつくしまくり。 (「映画秘宝」で“ブラピ目当てに観に来てたカップルが、皮はぎシーンで次々に席を立って痛快だった”という読者投稿があって笑った。) バスターズが「血も涙もない無法者」として描かれているのに、ナチス側はなんだか人間味たっぷりに描かれていて、歴史的背景を知らない人は、「バスターズはなんてひどい奴らなんだ」と思ってしまうかも・・・というより、作り手がそういうふうに仕向けている気が。 尺は2時間半と長く・・・というのも「間」が多いので、それが味といえば味なんだけど、もう少し短くできたのでは、という印象。 キャラクターはというと、とにかく、クリストフ・ヴァルツ演じるランダ大佐が、抜群にイイ!! 堪能な語学力(三ヶ国語!すげえよ)を駆使しての怪演がすごすぎ。あと軍服似合いすぎ。 飛びぬけてキャラが立ってました。それはもうブラピを食ってしまうほど。 歴史の「if」の話で、歴史的にありえない結末なんだけど、「オレはこれがやりたいんだよォーーーッ!!ヒャッハァァァ!!」って高笑いしてるタランティーノ監督の顔(あの一度観たら忘れられない顔)がアリアリと浮かびます。 『キル・ビル』みたいな、ある意味とびぬけたバカバカしさ、みたいのはなかったけど、すごくタラちゃん(映画秘宝ではそう呼んでいる/笑)らしさが出てて、やっぱりすきですタラちゃん。 それにしても、映画の中で頭皮はぎシーンをみたのは、『ソドムの市』以来だな。 BGM:無し
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