やっとCHIMES最終巻の単行本作業終わり。 あれ?まだやってたの?という声がきこえてきそうですね(笑) 今回、最終巻だけに、いろいろ凝ったことやろうとして、時間がかかっちゃいました。 まぁ、今月はいろいろと並行してやってたし…。(いいわけ) とにかく、これで完全にCHIMESの仕事は終りました! 雨宮くんたちを描けなくなるのはさびしいけど、たまには落描きなんかしてやろうと思ってます。  画像は、こないだ浦和ナルシスにライヴを観に行ったときに、浦和駅前で発見した謎のキャラクター。 すごい「やなせたかし」な匂いがする(笑)
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明けて一昨日24日、編集さんに、CHIMESの打ち上げをひらいてもらいました。 連れて行ってもらったのは、巣鴨にある、大正末に創業の老舗割烹。 鴨鍋や、馬肉料理をいただきました。  写真は馬肉をしゃぶしゃぶしてる僕の図(笑)。 おいしかったー! これでもう向こう一週間はジャンクフードでいいです(おいおい…) 担当編集さん2人の他に、週マガ編集長とマガスペ編集長も来て祝ってくれて、かんげきです。 次回作もがんばりますんで、また連れて行ってください(笑)
帰宅。 日付が変わって昨日になっちゃいましたが、誕生日だった21日は、地元愛媛の先輩バンド、ユウテラスが東京にライヴしにきていたので、それを観にいってきました。 じつはその2日前にも、友人のバンド、ドクターモルモットのライヴに行ってたので、知り合いバンドのライヴつづきなかんじです。 時系列で書いていきます。 18日 ドクターモルモット  会場はXやLUNA SEAの古巣、ヴィジュアル系バンドの総本山、目黒鹿鳴館! 名前はかねてより幾度も目や耳にしていた場所ですが、来るのは初めて。 鹿鳴館って、客席にデフォルトで椅子があるんですね。それにまずびっくり。 ドクモルは2バンド目。 以前の日記にも書いたけど、ギターの稲くんが加入してからのドクモルはほんとにかっこいい。 この日出たバンドのなかで、知り合いのひいき目抜きで一番かっこよかった。 もっといろんな人にみてもらいたいなぁ。 ライヴ後打ち上げに参加して、帰りはドクモル機材車にて送ってもらいました。ありがとう。 ここでドクモルの曲視聴できるんで、よかったら。 「さよなら、夏の日」と「キンモクセイ」が好き。 21日 ユウテラス  青山の「月見ル君想フ」というライヴハウス。名前センスありすぎ(笑)。内装もおしゃれだった…。 ユウテラスは、僕の好きなジャンルとは違うけど、尊敬してる大好きなバンドです。 ギターボーカルの爽遊さんに以前チャイムズの単行本プレゼントしたら、気にいってもらえたみたいで、今日は4巻をプレゼントしました。また喜んでくれて良かった。 ライヴでは、地元じゃないのに、出演バンドのなかでユウテラスがいちばん盛り上がってました。 ちょっと昔の曲やってくれてうれしかったなあ。「紅緒さん」とか。 そんなわけで、知り合いバンドのライヴつづきな今日この頃でした。
そんなわけで、今日は誕生日です。 船越英一郎さんや、羽賀健二さんや、ストⅡのリュウとおなじ誕生日です。 もうゴニョゴニョ歳か~。いやだな~。 メールや掲示板でお祝いコメントありがとうございます。 これから知り合いのバンドのライヴにいってきます。 帰ったらコメントやメールの返信しますわ。
 CHIMES最終話が掲載されているマガスペが発売になりました! センターカラー2P+活版54P、計56ページの大増最終回です! そのほかにも、今月号から新連載を開始した「彼女とキスする50の方法」の山根聖史さんとの対談記事(はずかしいテーマで対談してます/笑)や、作家陣が毎回違ったテーマをもとに4コマ漫画を描く新コーナー「よんこま!」にも参加してます。 そちらもぜひ読んでみてください。 さて… こうやって、最終回が掲載される段になって、ようやく、ああ…終わったんだ…という実感が湧いてきました。 CHIMESにかかわった2年間を振り返る文章を書こうかと思ったんですが、まだ作品を客観視できない今では、やっぱ無理ですね。 最終巻が出るころには(9月中旬発売になります!)、きっと冷静に振り返ることができるでしょう。 ただ、これだけは言えます。 CHIMESは幸せな作品になりました。 ご存じのとおり、場合によっては作品を続けたくても終わらなければ、終わりたくても続けなければならない作品も多い商業誌連載にあって、ほかの誰でもない自分のみの意思で、描きたいことを描き切って終われるというのは、これはこの上なく幸せです。 次回作でも、こんな思いができる作品が作れればいいなぁと思うばかり。 みなさま、全23話、2年近くもの間、応援ありがとうございました!
単行本カバーのカラー中。 連載原稿がないので、余裕ぶっこいていたら、けっこう〆切がやばいことに。 あれれ? 最近読んだ小説の感想など。 「 子どもたちは夜と遊ぶ」 上下巻の2冊。 この作品の本質というか魅力は、ミステリー小説としてのプロットの巧緻さよりも、キャラの立たせ方、その心理描写にあるかと。 いや、そもそも、ミステリーじゃなくラブストーリーなのか? キャラの内面をえぐるような、洗練された文章がステキ。 切ないラストも印象的ですごいよかったです。 「 悪夢の観覧車」 これは最高に面白かった。 まさに「面白かった」という感想がふさわしいエンターテイメントミステリーです。 ↑の「子どもたち~」と逆で、文章の切れ味よりも、プロットで勝負するタイプ。 練りに練られた伏線が鮮やかに回収されて、ストーリーが集約していく様は、読んでてゾクリとします。 キャラもマンガ的で、好きになれました。 映像化に向いてる小説ではないかなぁと思います。2時間映画のシナリオに丁度いい感じ。 「 アヒルと鴨のコインロッカー 」 これはミステリー…なのか?と思いながら読み進めていったけど、ちゃんとミステリーでした。 これも「うまいな~」とうならされた作品。 伏線の貼りかたが技あり。「あのシーンは、ああいうことだったのか」という感覚は、たまりません。 メインストーリーと関係のないところの描写が、深みを与えてるかんじがします。 映画にもなってるみたいなんだけど、どうやって映像にしたのかがすごい気になります。
昼間に、単行本担当のNさんが、拙宅を訪ねてこられる。 CHIMES単行本5巻収録分の原稿をわざわざ持ってきてくれたのです。  そんなわけで、いま、5巻のカバー用カラーイラスト執筆と並行して、5巻収録分の白黒原稿の修正をやっております。 雑誌掲載時に発覚したミスや、気に入らない絵などは、単行本収録にあたって修正するのです。 ↑の画像は5巻収録の立花さん。(雑誌派の人は、どこの絵か探してみよう!) 5巻は、ブログに載せてもネタバレにならないコマを探すのが難しかった…(笑) ペン線やトーンのほかに、水色の線が見えるかと思いますが、これは、青色が印刷にのらないのを利用して、アシスタントさんに、「ここにトーンを貼っておくれ」という指示をしてるんですね。 マンガ豆知識でした。
 ひさしぶりに見つけたわ、夕張メロンミルク! これ、最強にオイシイですよ。 発売元のダイドーに注文して、箱買いしようかと思うくらい。 でも、知人各位に言わせると、「・・・おいしくない。」そうです。 えー、そんなことないですって! でも、悲しいかな、最近どのお店に行っても見つからないんですよね…。 みなさん、見つけたら飲んでみてください。 おいしいと言えば、実家から新米が送られてきたので、卵かけごはんにして食べたんですが、卵かけごはんって、ちょっとどうかしてるくらい美味しいですね。
こないだ、映画「 REC」観てきました。  画像は、 ウーマンエキサイトシネマより。 韓国のホラー映画のほうじゃなくて、最近公開になった、スペインのホラーです。 もうっ… 大好物です、こういう映画! 手持ちカメラの映像風(ポイント・オブ・ビュー撮影というらしい)で、ゾンビ映画!そんなの最高に決まってます。 まあゾンビ…というか、未知の感染症での凶暴化なので、正確にはゾンビ映画とは言えないのかもしれないですけど(「28日後…」とかに近いかも)。 ポイント・オブ・ビュー撮影の走りである「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、個人的にぜんぜんピンとこなかったけど、それから後に観た「Focus」「クローバーフィールド」、そしてこの「REC」は最高です。 なにが最高って、 怖いんです。 僕、けっこうホラー映画は観てるほうだと思うので、けっこう慣れというか、冷静に観れちゃう部分があるんですが、ひさしぶりに映画観て「怖い!!」と思いました。 その恐怖を支えてるのは、やっぱり役者さんの演技です。 この形態の映画で、役者が下手だと、一気に嘘っぽくなりますもん。 主演の女性(↑の画像のひと)が、またいい怖がり方するんですよ(笑)。 さらに作中、よくカメラマンに向けて話しかける、つまり視聴者にむけて話しかけるので、まるで自分が作中にいるような錯覚に…。 直接的なグロいシーンはそんなにないので、単純に怖がりたい方はぜひ。
そうそう、先日の打ち合わせで、単行本担当のN女史に、ステキなことを教えてもらったんです。 CHIMESの3巻と4巻が重版になりましたー! やったー! 単行本の奥付に「第2刷」って書かれるわけですね。 なぜ早くに出てる1、2巻よりも先に3、4巻が重版かというと、まあ、「お察し下さい」な事情により(苦笑)、1、2巻よりも3、4巻は初版で刷った部数が少なかったからなんですね。 けっこう「単行本が欲しいんだけど手に入らない」みたいなメールもらったりするので、少しでも手に入りやすくなればいいなあ。  画像は最近買った沙村広明さんの画集。 鉛筆という画材で絵描かせたら右に出るものはいないなぁほんと。 「情緒」と「肉感」、この2つにあふれた画集です。
編集部にて、最終回原稿渡してきました。 ふう~、とりあえずはひと安心。 いい最終回になったと思います。 読者のみなさまはどんなふうに感じるのだろか! 気になるなあ!はやく読んでほしいです。 打ち合わせ終わりに、担当さんにお寿司を御馳走になりました。 う、うまかった…。 僕はこれで大満足だったんですが、ちゃんとした打ち上げを、また後日開いてくれるそう。 ほんとありがとうございます…。 編集部からの行き帰り、ずっとiPodでUNLIMITSってバンドの曲聴いてました。 女ヴォーカル版のムックってかんじの音。すっごいかっこいいです。ムック、バックホーン、椿屋四重奏あたりが好きな人はきっと気に入るはず。 ぜひご一聴あれ。 そうそう、ここしばらく最終回原稿にかかりっきりで皆さんからいただいたメールに返信できてなかったので、これから返していきます。 返信こねぇよ!って方はもうしばしお待ちを~。
またまたお久しぶりの日記ですね。 ずっとCHIMES最終回の原稿を黙々とやってました。 そうです、終わりました。 最終回脱稿…!おわった…。 足かけ2年の作品が、いまここに完結しました。 でも、達成感のようなものは意外となく、むしろネームがあがったときのほうが、それはありました。(原稿執筆が技術に寄った作業なのに対し、ネームは感情に寄った作業だからでしょう、たぶん。) まぁ、これから最終巻の単行本作業も残ってるし、まだ雨宮くんたちを描く機会は残ってます。 それが終わった時に、ほんとに達成感が湧いてくるのかもしれませんな。 さて、これから連載中できなかったいろんなことをしようと思います。 目下の予定は、健康診断と、旅行かな。 あ、その前にまずは打ち上げをせねば。 飲むぞー!!
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