愛媛から東京へ帰る途中たちよった大阪で、映画館のまえに貼られていたポスター(下のやつ)が、ダークで興味をひかれたので、観てみました「
ヒルズ・ハブ・アイズ」。
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ホラーの巨匠、ウェス・クレイヴン監督作『サランドラ』(1977)のリメイク。
警官を退職したボブが家族を連れてトレイラーで砂漠を横断中、故障により砂漠の中で立往生することに。だが核実験場に近いその荒地には、突然変異を起こした食人一家がおり、カーター一家との殺し合いが始まるのだった。
核実験の被爆者に対する過激描写により日本公開が危ぶまれた衝撃の問題作が遂に登場!
(公式サイトより)
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これがけっこうおもしろかったですよ。
延々と続く核爆発の映像にフリークスがフラッシュバックしていくという、けっこうブラックな、「博士の異常な愛情」のラストみたいなオープニングが秀逸。
でも本編の内容自体は、オープニングで象徴的だった、核の怖さを訴えるというよりは、フリークスたちと彼らの住処に迷い込んでしまった人たちとの、すがすがしいまでのブチ殺し合いで、重いテーマだということをあまり気にせずに観れます。
血も死体もいっぱい出るし、スプラッター好きとしては、じゅうぶん及第点かな!
ところでフリークスを完全に「悪役」として描いていたんですが、これはいいのかなー。
もっと彼らに救いがあっても良かった気が。
あと、なぜか「ヒルズ・ハブ・アイズ2」も同時上映してたのはなんでなんだろう?
1はリバイバル上映ってことなのかしら?