僕はここ10年もの間、ずっと、
「尊敬する人物は誰ですか?」
の問いに、
「大暮維人さん」
と答えて来ました。
中学生のとき、漫画ホットミルクに載っていた『青輝丸』第1話を読んで以来のファンで(あれ?中学生なのにホットミルク?まぁ気にするな。)、大暮維人と名のつく本、グッズは手に入るだけ買い漁り、高校時代は、何十枚も大暮作品の模写をしました。
きっと、大暮作品に出会ってなかったら、漫画家になろうと思ってなかったと思います。
さて、話はここから。
前に日記に書いた「あること」…。
実現すればこの上なく素敵な「あること」が実現したのです。
そう、それは、19、20、21日の3日間、
大暮先生のヘルプアシに行ってきたのです…!!「エア・ギア」の担当編集さんに、事あるごとに「好きなんですよ!大暮先生好きなんですよ!」とアピ-ルしまくっていたのが功を奏して呼んでもらえたのでした(笑)。
お会いした先生は、僕みたいなド新人に対しても優しく紳士的で、素敵な方でした。
おそらくトーンや仕上げ作業のみを任されるのだろうと思っていたのですが、なんと背景を、それもけっこう大きいやつも描かせてもらったりして、嬉しさとプレッシャーでいっぱいいっぱいでした。
高校時代に模写しまくっていた人のホンモノの原稿を、今自分が手伝っている…なんだこれは、どんな状況だ!というかんじ。
あの生原稿の圧倒的な美しさは忘れようもありません…。
しかしながら…こんなに自分の絵の下手さを痛感したのは初めてです…。
力不足もいいところでした。連載とかして調子に乗ってました。精進します。
さっき、3日間が終わって、帰り道一人で電車にぼけーっと揺られながら、それまで仕事の緊張で抑えられていた、「あの大暮維人と会って、話して、原稿を手伝ったんだ…このおれが…」という感情が、緊張が解かれると共になんか湧き上がってきて、なんと恥ずかしいことに電車の中で泣いてしまいました。
電車で泣いたの初めてです(笑)
帰宅した今にして、「先生にあれ言っておけばよかった」「これ聞いとけばよかった」「なんであんな事言っちゃったんだろう」「また会いたい」…と、まぁ思う事はいろいろありますが(乙女かおれは)、この忘れえぬ経験だけで、これからをがんばっていける気がします。
…しかし、この日記読み返してみると、長い上に熱いな(笑)。
こんなの僕にしては珍しい…というか初めてじゃないかしら。
まぁたまにはいいじゃないですか。このテンションMAXの今現在の素直な日記です。
さあ、明日からじぶんの仕事再開。
気合も超充電できたし、がんばろう!!
漫画書きながら、他の漫画家のアシスタント・・・
大変だとは思いますが、頑張って下さい。
そして、いまは「大暮維人の弟子だった渡辺静」ですが、いつか「渡辺静の師匠だった大暮維人」と呼ばれるぐらいの人気漫画家になってください。
僕も「エア・ギア」は大好きで、単行本も全部持っています。マガジンでも毎週読んでます。
具体的には どこ(Trick 何番・・・?)をお手伝いしたのでしょうか。
是非マガジンで確認したい!!
うわーすげー
大暮さんの正体を見たわけですか(笑)
中学生でホットミルクww
*`¨艸¨)マヂでかー!!
いやぁ…読んでたらなんかこっちまで貰い泣きというか、貰い感動しまんた。
大暮先生の作品は、印刷されたものを見てもずば抜けて綺麗なので、生原稿を見ることが出来た渡辺先生はうらやましいです…。
電車で気分悪くなって介抱されたり、痴漢にあったことはあるけど、泣いたことはねぇなあw
よい経験をしましたね。
●Saxさん
アシの依頼、もう二つ返事でOKしましたよ(笑)
そうですね~。
そんなふうに呼ばれるようがんばります!
●洋さん
エアギアおもしろいですよね!
何話目を手伝ったのか、僕にもわからないんですよ~。
でも近いうち掲載されると思います。
●たくるさん
正体(笑)
お姿拝見しました。
すごくすてきでした!!
ホットミルクはきにしないでください(笑)
●tame.さん
マヂっすよー!
まさかじぶんでも泣くとはおもいませんでした…(笑)
もらい感動してくれてありがとう(笑)
●じゃなさん
生原、ほんとうに美麗でした…。
あの人の絵に対する意識は本当にすごくて、見習わなきゃ、というかんじですわ。
●しろひ
まさか自分にまだこんな純粋なキモチが残っているとは(笑)
それも含めいい経験しましたわ。
僕もエア・ギア集めてますよ~
どこの背景かわかったら教えてくださいね♪
読んでて私もぐっときてしまいました・・・(´;ω;`)はわわわ
そうやってわきあがってくる感情は漫画の活力になりますよね!
昨夜ちょうど先輩の漫画の切り抜き(とってある笑)読んで笑ってたとこでした笑
イロコイ2話の爆裂乙女でした。先生すき(*´∀`*)笑
こんな熱くなってる渡辺君は初めてかもしれないなぁww
今度は俺が熱くさせてやる!
●エルナトさん
そうですね~。
でも、ここでどの回を手伝ったかを書くと大暮先生の仕事の進行状況が知られちゃってまずいのかも?(笑)
大丈夫そうなら書きます。
●きりしまさん
やー、ははは。
おはずかしい。
イロコイ2話目か~。なつかしいなー。
あれ、妙なテンション持ってる回なんで、けっこう好きな話なのよね。
●たつにぃ
普段すごい冷めてるものね…(笑)
熱くさせておくれ!期待しております!!
wktkした分だけ、熱い想いに触れる事が出来て感動。w
僕がエア・ギアでも毎回楽しみにしている部分は、精密に書かれた機械やギアの部分です。
エアトリックなんて代物は現代に存在しないわけですから、資料として実物を見ているわけではない。
という事は大暮先生は、ギアやネジの一つ一つを自分の頭の中で構築して、おかしな箇所の無いように描いていると思うと、背筋がゾクゾクしますね。
実在しないホイールが回転する様をリアルに書き出すとか、漫画家の想像力って驚嘆です。
●DRSさん
感動していただけましたか(笑)
いやいやおはずかしい。
あそこの仕事場は、先生はもちろん、アシの方たちもプロフェッショナルぞろいで、ほんとにびびるほかないですわ…。
コメントの投稿