鉄は熱いうちに打て!ということで、1作目を観て間もないうちに、名作の誉れ高い『ターミネーター2』を観る。
すごい!
圧倒的面白さ。・・・って、みなさんが「おまえ何言ってんのいまさら?」状態なのは重々承知していますよ(笑)。
何年遅れだよ、っていうね。いやごもっとも。
しかし、すごいですね。
2時間半くらいの長尺があっという間でした。相対性理論を痛感しました(笑)
やっぱりキャラクターがすばらしいですねえ。
1の良さを損ねることなく、ターミネーターを愛すべきキャラクターに昇華させてるのはすごい。
それはやっぱり、ジョン少年との何気ない日常のやりとりによるところが大きいと思います。「ロボットと少年の心の交流」という、手垢がつきすぎて、並みの作り手だと陳腐になりかねないところを、そんなことを微塵も感じさせない圧倒的技量。
おそらく黎明期だったろうはずのCG技術は今観ても違和感がないし、かといってCGを前面に押し出さず、素晴らしい脚本に色をそえるにとどめてるところが偉いし、すごい。
映画のあたえてくれる娯楽にひたりきった2時間半でした。
ラストシーンは、おすぎさん風に言うなら、目の前にワイパーが欲しい状態でしたよもう・・。
それにしても・・・。
「続編を作ると駄作になる」という法則を語る人を論破するときに、よく話題にのぼる『ターミネーター2』と『エイリアン2』を撮ったのが、両作とも同じ監督とは。すごいな・・。
あくまで個人的な感想ですけど、同じキャメロン監督の『タイタニック』『アバター』の100倍面白かったです。
これは・・・長らく動きのなかった、渡辺的好きな映画ランクベスト10に入ってくる勢い(笑)
あー、しかし面白かったな。
有名なセリフ「I'll be back」は、たぶんこの2のほうだったのかな。
BGM:猿の学生/ハヌマーン