先日の「とある会議」に通った自分へのお祝いに、テレビを買い替えたんですよ。
やっと僕も地デジ化ですよ。ばんばん受信しますよ。
でもって、テレビの画面が大きくなったんで、映画を観るのが楽しくて!
やっぱり映画やゲームは、大きい画面で体感するにこしたことはないですからね!
そんなわけで、何本か観た映画の感想をかきます。
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友人と一緒にレンタルビデオ店に行ったとき、友人のすすめでレンタル。
友人いわく、小説家の
松原真琴さんが薦めていたので、観たかったらしい。
(余談。この証言のウラをとるべく、松原さんのブログを見に行ってみると、松原さんが
シュタインズ・ゲートを絶賛しとる。なんか嬉しい! そして、『THE・テロリスト』はそんなに薦めていなかった。あれれ?)
ジャケットや邦題から、アクション映画ッッ!!って印象を受けるけど、さにあらず。
一人のどこにでもいるよーな鬱屈した男が、武装して町中の人々をぶち殺しまくるという映画。
なんかリアルで、怖かったわぁ。
殺すほうも、殺されるほうも、淡々としてるというか、無駄に雄たけびや悲鳴を上げたりしないところとか・・。
インドの少年が、人気番組「ミリオネア」に出演するという話なんだけど、この「ミリオネア」が、みのさん司会でおなじみ日本の『クイズ・ミリオネア」と、システムから音楽から全部いっしょなんだけど、これはなぜなんだろう?もともとの元ネタがあるんだろうか?
オシャレな演出で感動的に見せてて、観た後は「面白いもの観たなぁ」って思ったけど、いまにして思い返すと、あんまり心に残ってないなぁ。
ミリオネア司会者のキャラが一番立ってた。
これはめちゃめちゃ面白かった。ここ最近で一番。
伊坂幸太郎さんの小説が原作なんですが、原作は未読。でも未読で観れて良かったかも。
ラストの物語の収束を、もし「ご都合主義」なんて言う人がいるなら、それはこの映画の事をわかってないです。
これは「奇跡」を描いた話じゃないのです。
視聴者は、作品として神の視点で観ているから、奇跡に見えるのであって、登場人物は「それ」を誰ひとり認識してないわけです。
ああ、こうやって人生は、世界は、歴史は出来上がっていくんだなぁ・・・。
自分がいまこうしているのは、どこの誰がどう関わった結果なのだろう・・・。
なんて、いろいろ思いをはせたくなる大傑作だと思います。マジでおすすめ。
劇中パンクバンドが出てくるんですが、そのボーカルが、ほんとに「パンクバンドのボーカル」顔してたなぁ。
すごいかっこよかった。
強制収容所に収容されてるユダヤ人の少年と、ドイツ人のお坊っちゃんとの、心の交流を描く・・・。
とまぁ、これも先述の友人の趣味。
普段あんまりこういう「考えさせられる」系の作品は観ないので、薦めてくれるのはありがたい。
ドイツ人少年、男前に育ちそうな匂いがプンプンする。演技もうまいなぁ。
金網の外と内の、近くて遠いあのかんじはいいですね。
ラストは、予想がついたとはいえ、実際にそのシーンになると、うわぁぁ~~~・・・と身を切られる思い。
そのものズバリを見せない演出も良かったです。
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とまぁ、そんなかんじですわ。
テレビで地デジが観れるようになったのはいいものの、入力切り替えでDVDレコーダー(2004年くらいに買ったやつ)の方から観てみると、アナログ放送のままなんですよね。
これはつまり、レコーダーにも地デジチューナーがついてないとダメってことなのか?レコーダーも買い替えないとダメなのか!?
なんたるちーや・・・。
BGM:無し
[ 2010/10/11 18:55 ]
映画 |
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